【シュタインズ・ゲート ゼロ】(Steins;Gate 0) アニメ 15話 考察 なぜ鈴羽は写真の時のことを思い出せないのか
なぜ鈴羽は写真のときのことを思い出せないのか
以下ネタバレ満載の為、未視聴の方はご注意下さい!またゼロはゲームをプレイしていないので、考察が確実である保証はありません。
前回14話の考察はこちら
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阿万音由季と鈴羽が一緒に写っている未来の写真
- 鈴羽の宝物である由季と幼い鈴羽が写った未来の写真についてですが、この写真において、幼い鈴羽は困った顔をして写っていました。しかしその理由について、フェイリスに聞かれた際に、「そう、覚えていない。今はもう思い出せない。」という事実が明らかになります。その理由については以下の仮説が考えられました。
TVアニメ『STEINS;GATE 0』15話より
©️2018 MAGES./KADOKAWA/ STEINS;GATE 0 Partners
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未来の写真のときのことが思い出せない理由として考えられる仮説
- 自分せいで阿万音由季(母親)が死んでしまったというショックから、PTSD(心的外傷後ストレス障害)になり、母親との日々を思い出すことに心理的な抵抗があったため
- PTSDの症状の1つに、回避症状というものがあるようです(詳しくは以下のリンクを参照して下さい)。鈴羽は父親のダルに対する態度とは違って、なぜか母親の由季に苦手意識を持っており、ずっとなるべく会わないようにしてきていました。これは過去干渉を防ぐため、または娘であることがばれてしまう可能性があるからなどを想像していましたが、実は自分が原因で由季が死んでしまったということに対する、無意識的なストレスの回避に由来されていたと考えられます。
*PTSDの症状について
- またこの仮説は、カップルになって幸せな姿の由季を鈴羽が見たことによって、写真の時のことを思い出すシーンについても当てはまります。
TVアニメ『STEINS;GATE 0』15話より
©️2018 MAGES./KADOKAWA/ STEINS;GATE 0 Partners
- 自分が存在したことで、由季を死なせてしまったと考えている鈴羽にとって、写真のエピソードにおける、未来の由季の「あなたが生まれてくれて良かった、ありがとう」という言葉ほど心に刺さるものはなかったので、思い出すことができなかった。
- しかし今回、幸せな両親(特に由季)の姿を見ることによって、本当に2人から望まれた存在でもあったということを理解できたため、写真のエピソード等々を思い出すことができたのだと思われます。そして思い出した後の涙は、自分のせいだと思って抑えてきた母親を失ったことに対する悲しみに対して初めて向き合えたことによるのでしょう。
TVアニメ『STEINS;GATE 0』15話より
©️2018 MAGES./KADOKAWA/ STEINS;GATE 0 Partners
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デートに対する疑問点
- ダルはデート1回目と2回目において服装が異なりますが、由季に関してはデート前日、1回目、2回目と3日間同じ服装です。どんだけ気に入ってるんだ・・・。シュタゲのキャラは大抵同じ服装を着ていますが、デートであったり、日付が連続している回ではなんとかならなかったのでしょうか。
- 個人的に告白のシーンより、映画でのリア充っぷりの方が好きなシーンでした。見ている映画が恋愛映画というのはこの2人からすると、少し違和感がないわけではないですが(ダルならSFかアニメ系を選択しそうな感じですし)、映画中に由季がダルの手を握り返すシーンを考慮すると、由季がダルを意識していることを婉曲に伝えるために選んだのかなと思いました。
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今後の展開
- 未来人のかがりと鈴羽がもしこのまま無事であったら、未来にて、年を取った自分やかがりがもう一人居るということを認識していてもおかしくありません。つまりこの2人については、死亡フラグが存在するのではないかと考えられるので、次回の展開がとても心配だったりします。
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